矯正治療(歯のQ&A)| 豊中市歯科医師会

QUESTION

矯正治療(歯のQ&A)

矯正治療のQ&A

悪い歯ならびをきちんと咬み合うよう並べて、きれいでしっかり咬める歯ならびにする歯科治療です。歯を削って並べ直すような差し歯とは、基本的に違い各種矯正装置を使用して、歯や顎の骨に力をかけてゆっくりと動かして、 歯ならびと噛み合わせを治していきます。

期待できる治療効果
  • 歯並びがきれいになり、正しい咬み合わせになる
  • 横側や顔貌の調和がとれ美しい口元になる
  • 口腔内の清掃が楽になり虫歯や歯周病の予防になる
  • 発音の改善
  • 理想的な顎骨の成長発育

歯並びが悪いと物を咬むときに特定の歯に負担がかかり、長期的にみると歯が長持ちしません。将来的に歯を長持ちさせるためにも歯並びは重要になります。

Q1.いつから開始するのが、良いのか?

矯正治療は大きく分けて、歯を動かす歯列矯正と顎を動かす顎矯正が、あります。歯列矯正については、歯と歯ぐきの状態が良ければ年齢は、関係ありません。顎矯正については、小学校低学年までが一般的に対象年齢と考えられます。特に顎が狭い場合や受け口・出っ歯などの骨格的な問題がある場合には早めの受診をお勧めします。

Q2.どのくらいの通院頻度や期間は、どれくらいかかりますか?

矯正治療は弱い力を持続的に働かせる事により、歯及び顎が動くので、通常来院間隔は1ヶ月〜2ヶ月になります。また、最終的な治療が終わった段階で、歯が安定するまでの間は数ヶ月に一度の来院が、必要になります。期間については、個々の状態により変わります。一般的に矯正治療は年単位で治療が、かかると考えて下さい。

Q3.どれくらいの費用がかかるの?

矯正治療は、一般的に保険がきかず自費診療になります。治療費については、年齢・骨格・治療方法・治療期間などにより異なります。唇顎口蓋裂や一部の先天異常が原因で生じた不正なかみ合わせの場合や顎変形症と診断された場合には、保険適応出来る場合もあります。治療開始前の相談時に治療方法や期間と共に費用についてもお尋ねする事をお勧めいたします。

Q4.裏側からの装置やマウスピースでの治療法もあると聞いたのですが?

通常の矯正装置は、表側からのブラケットと言う歯の表面に接着する装置が一般的ですが、そのブラケットを裏側につけて審美性を高めた舌側矯正と言った装置やブラケットをつけずにマウスピース型の取り外し出来る装置で治療する方法もあります。この様な治療は、特殊なものになるので、矯正歯科でも取り扱っていない場合や、あなたの歯並びに適応するかの判断が必要になります。

裏側からの装置