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2017年3月 9日 木曜日

平成28年度 第3回 学術講演会

平成28年度 第3回 学術講演会
平成29年3月9日(木)豊中市医療保健センター3F会議室

 平成29年3月9日(木)午後8時30分より、豊中市医療保健センター3階会議室にて平成28年度第3回学術講演会を開催いたしました。豊中市歯科医師会会員25名・箕面地区1名・その他1名の合計27名の出席がありました。
 今回は、大阪市北区でこばやし歯科クリニックをご開業の小林 実先生に次のような講演題目でご講演いただきました。
"再治療歯の予知性を再考する"
 小林先生の今回の講演では、確実な手技に裏打ちされた一口腔単位での治療の症例を提示していただきました。その中で病態の改善のみならず、病因の改善まで考慮した治療についてお教えいただきました。
 今回小林先生にご執筆いただきました抄録について、以下に掲載いたします。
学術・生涯研修担当理事 藤田 義典

 『再治療歯の予知性を再考する』
      
こばやし歯科クリニック院長 小林 実

 昨今エンドの分野において、マイクロスコープ、ニッケルチタンファイル、歯科用コーンビームCTの登場が、特に再治療歯の成功に大きな影響を与え、予知性も飛躍的に向上してきていると言えます。さらに2007年にMTAセメントが日本で販売されその後、その特性を生かす手技手法が多く開発され、難治性の歯においてもその病態を改善し保存することがかなりの確率で可能になってきていると思います。さらには、これまで以上に歯髄保存が出来るようになり、その先には歯髄再生も見えてきています。
 今後様々な可能性があるエンドの分野において、『一本の歯への診断・治療を一口腔一単位で考えた場合、どのような配慮が必要か』を臨床経験20数年ですが、私なりの私見を述べさせていただき、皆様のご評価をいただきたいと思います。

 ご講演の内容について、①診断は一口腔単位で行い②治療方針も一口腔単位で行う。③感染と力のコントロールを考えた治療をすると、体の治癒力で自ずと炎症は軽減してくる。④バイオアクティブな材料を用いると露髄しても歯髄が保存できることがある。などの内容を含んだ症例を提示していただきました。
 今回のご講演を期に日々の臨床での治療計画を再考すべきだと感じました。

投稿者 一般社団法人豊中市歯科医師会

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